Passion

製造部
製造部
何でも聞ける風通しの良さ

自身が一歩を踏み出し、新たな技術を繋げる

私は、製造部の生産技術部門に所属し、工場の効率化や生産性を向上させる仕事をしています。製品の高品質・高精度を維持しつつ、効率よく組立・出荷するにはどうすれば良いかを考えるのが具体的な任務です。現場を一貫して纏めて行くのは、非常に難しく、時には解決困難な問題にも直面します。それでも、自分の思いや考えを製品に反映し、自分のアイデアが認められた時の達成感は大きいです。また、各部署や、現場と苦楽を分かち合うことで、信頼、チームワークが生まれ、非常に雰囲気の良い職場となっていることにも、やりがいを感じております。

「現場」で答えを見つける

仕事をする上で、一人で考えてもアイデアが浮かばない時は、必ず現場に足を運び、現場の中でヒントを見つけ、答えを出だすことで、より効率の良い生産に繋がると考えています。
また、新しい技術を常に求め続けながら、現場の声をタイムリーに把握し、反映させていくことは非常に重要です。我々の製造する製品のほとんどは「一点もの」であり、同じ製品であっても細かい設定や条件などが異なっている場合がほとんどです。そのため、要望や意見が円滑に製品に反映されていくような場であり続けることは、不可欠な要素なのです。

製造部

風通しの良い環境で次の世代へ

最近は若い人も多く入社してきて、自分の今の仕事や、これまで学んできたことを新しい世代に伝えていかなければならないと感じています。当社の特徴は、各人が「これだけしかできない」ではなく、「あらゆるものを扱える」点です。そのためには、作業の出来不出来もそうなのですが、困った時に、何でも聞ける。気兼ねなく頼める。そういう風通しの良さは、当社の素晴らしい点ですし、そういう環境で新しい世代がもっと伸びていってくれたら、そう感じています。

製造部
品質保証部
品質保証部
「いちばんの装置」を作りたい

場内検査から現地対応まで

品質保証部門の仕事としては、出荷前に場内での検査を行うこと、そして出荷後にお客様の元で、現地でのセットアップを行うことになります。現地で問題が発生して対応できないことがないように場内の出荷前検査からそういった状況を想定しておかなければならないと日頃から気をつけています。中国、韓国、台湾など海外でのセットアップも多く、初めて行く場所も多いので、どのような用途でその製品が用いられるのか、どこを重点的に確認しておくのかを、あらかじめ聞いておくことで万全を期すことを心がけます。また、社内の過去の記録から対策を練ることもあります。ですが、仮に想定外の事態に見舞われた際は現地のお客様とよく話し合って解決へ漕ぎ着けなければなりません。

製品を熟知すること、製品に満足しないこと

私たちは、完成した製品の「検査」を行うので、製品についてはもっとも熟知していなければならない立場だと自負しています。そのため他の部署しばしば赴いて連携を取り、情報を集めたり、時には設計部や製造部と相談をして、製品のよりよい改善を考えたりしています。
もとより、お客様は出荷後にその製品に触れるのが初めて、という場合がほとんどです。そのためお客様のために、また自分自身の製品への理解を深めるためにも、製品の取扱説明書を作成してお渡ししたりしています。また、部内で定期的に勉強会を開いて意見交換を行うなど、製品知識を学ぶ機会は自主的に作ることを心がけています。
また、加えて、今の装置に満足しないということも大切です。「どうすればこの装置はより良くなるのか」その問いは、次の瞬間のお客様のご要望になります。日頃から考えておくことで、「こういうことができれば」、「こういうものがあれば」というお客様のご要望にタイムリーに対応できると考えています。
「装置改善案」という形で、他部署に装置の改善を提案することもできます。自分の部署以外の視点を得られる機会は、たいへん貴重だと感じています。

品質保証部

やるからには「いちばんの装置」を

自分が担当している装置、自分が任されている装置に対しては、どんな急な要求に対してもすぐに対応していける、それがプロフェッショナルであることだと考えています。そのためには、絶え間なく経験を積み、飽くことなく知識を得なければなりません。やるからには、どこにも負けない「いちばんの装置」を作りたいと思います。
また、どんな装置でも扱えるようになりたいと思います。それはライン全体を見られるということだからです。個々の装置はそれ単体で完結しておらず、その前後の装置と密接な連関を伴いながらライン全体を構成しています。その個々の装置一つ一つを熟知して初めて、装置全体を理解できるということなのだと思います。
「あの人に聞けば、なんでもわかる」、そういう先輩を見ていると、もっと経験と知識を積んでそのようになりたいと日々感じています。

品質保証部
設計部
設計部
最後までやり切ること

発想力と想像力で「プラスアルファ」を

設計部において、半導体事業のメカ設計、電気設計、あるいはソフトとして全体を見るような設計に従事しています。
当社の強みとしては、設計から始まり調達、組み立て、検査を一貫して行っており、お客様のご要望をタイムリーに製品に反映できるという点があります。 設計部では、モノをデザインするという上で、自分の発想力や想像力を活かすことができる部署というふうに考えています。
お客様が当社の製品をご使用になる上で当然ご要望が出てくるわけですが、そのご要望をどのような形で製品の上に展開するのかを考えます。ここで、Aをやってください、というご要望にAで答えるのでは芸がない。そこにどう「プラスアルファ」の要素を付与できるのか、想像力や発想力を活用して考えていくことを心がけています。製品を作り、またその過程でお客様のご要望を反映できるかという点で、我々設計部はスタートラインに位置する立場として、出来るだけ円滑でタイムリーな反映が実現できることを目指しています。

身の回りのモノがデザインに活きる

設計のデザインというものは、すぐにポンと思い浮かぶものではありません。やはり、日頃から自分の装置以外のもの、あるいは身の回りの一般的に市販されているような家庭用品、生活必需品のようなものの中に、デザインのヒントを求めて、それを活かしていくことが必要です。そうすると、巷の多くの製品を扱うのと変わらない一般的な感覚で用いられるような製品ができるようになります。
また、お客様のご要望を「対話」する形で私たちは吸い上げ、製品に反映していくわけですが、やはりそのご要望以上のもの、その先にあるものを提案したい。「モノを置く台」というデザインを求められれば、その後を考えて「作業全体がしやすいような台」をデザインする。「対話」で得られるもの以上のデザインを心がけています。

設計部

仕様からアフターケアまで「やり切る」こと

「最後までやり切ること」、これが最も大切なことだと考えます。私たちは仕様のデザインを行うわけですが、それを組み立てて、製品を完成させて「終わり」ではない。やはりそこには、その製品がお客様にどう使われるか、そしてそれをどう改善できるか、というところが常について回ると思います。また、アフターケアもあります。そういう意味で「最後までやり切る」ことは、その製品に責任を持つということだと思います。
また、デザインをする上では、製品が出来ればそれでよい、というような独りよがりな思考ではなく、時には他の部署の現場に赴いて、連携連絡を強めることも大切です。どのようなデザインだと材料の調達がしやすくなるか、組み立て、検査がしやすいか、そんなふうに、設計の後の工程につながる意識でデザインを進めることは、製造のスピード感という意味でも、ひいてはお客様により良い製品を提供できることにつながると考えています。

設計部
財務部
財務部
常に挑戦を、精一杯の貢献を

会社の「血液」としての資金を扱う

私は財務部で入出金の手続きや資金の計画・管理を担当しております。具体的な内容としては日々・月末などの支払い、営業入金処理、資金計画、他の部門に提供する資料作りなどになります。中でも、会社運営のための資金管理が大きな役割になります。
会社における資金は人間における血だと例えられますように、資金管理は会社を運営していく上で非常に大事な仕事だと考えています。たとえ大きな売り上げを上げることが出来たとしても、債権の回収や債務の支払いが滞ってしまえば会社としての社会的な信用を失うことにも繋がりかねません。そういう意味では、大きな責任とともに日々の業務に臨んでいます。

他部署との連携から「声」を集める

他の部門に提供する資料には、債権の情報や製品原価の情報などがあります。製品を作っていく上で、どれくらいの原価がかかり、どれくらいの利益が上げられるのかはとても大事です。
でも、それだけではありません。たとえば調達部では新しい材料を積極的に導入したいという声があったり、設計部では新しい技術に挑戦したいという声もあります。それを資金計画や財務諸表に展開し検討していくことも私たちの大切な仕事の一つです。
新しい挑戦を続けていくなかで、各部門からの様々な声に対し、資金面・業績面とどう折り合いをつけるかが一つの要になっている側面はあります。日頃から他の部門と連携を深め、常にタイムリーな情報を共有しておかなければならないと考えています。

財務部

資金管理から挑戦を

当社は常にチャレンジ精神をもってお客様のニーズにお応えする事を一つの目標としています。資金管理担当者としても、仲間と共にこの挑戦を続けていきたいという思いは同じです。常に挑戦を、精一杯の貢献を、私自身そう心に決めて前に進んでいきたいと思います。

財務部
営業部
営業部
世の中に"まだない"ものを

世の中に無いものをつくる

地域や製品を問わず当社のすべての製品の営業と新規案件の創出を担当しています。
新規案件としては、これから伸びていくであろう、薄膜関連事業の分野に注目をしています。クルマの自動運転やスマートフォンの進化に貢献するデバイスを提供するために私たちの技術がお役に立てるのではないかと考えています。私たちが取り扱っているのは、すべてお客さまのオーダーメイド製品ですので、必然的に提案型の営業スタイルになります。お客さまの「こんなことをやりたい」「こんな問題点がある」ということに対して、自分たちで何ができるかを考え、世の中に無いものであればどうしたらできるのかを関連部門と検討しながらご提案しています。

つながりを絶やさないことと聞く技術

営業ではありますが、お客さまの要望を的確にヒアリングをしていくために知識が必要です。製品、業界、材料のことまで知っていないとお客さまの本音までたどり着けない。だからこそ大切なのは「つながりを絶やさない」こと。お客さまとの話の中で知らないこともあるのですが、同じ業界の人や材料メーカと会話していく中で、似たようなキーワードが出たり、実はお客さまはこういうことを求めているのだ、ということが聞けたりする。それがパズルのようにつながってお客さまとのコミュニケーションの中で生きてくる。同時に、聞く力というのも非常に大切だと思います。聞き方によっては話が全然違う方向に行ってしまうので、お客さまが本当に何を言いたいのかを聞き出すのは営業にとって一番大切なスキルなのではないでしょうか。

ラインを一気通貫している強み

たとえば、ARやVRの端末にも我々の製品が使われています。その製品では、お客さまに納入する際に、最初はなぜこんな小さい液晶が必要なのだろう?と疑問でしたが、実はARやVRの端末に使われていたとわかりました。AR用の液晶は小さくて非常に高精細。最近のスマートフォンも高精細化していますが、この分野で使われるのは、その10倍以上です。ものすごく小さいものを拡大して投影するわけですからそこでの精細度は非常に高いものが要求されます。一連のプロセス全体がうまく調整できていないと、最終製品の品質が要求仕様にまで届かない。私達は一社で液晶の塗布から貼合せまでやっているので、プロセス全体のバランスを見た提案がうまくできると思います。
今後は、これまでにはないジャンルを生み出したいと思っています。私たち世代の経験値と、若い人の既成概念にとらわれない発想をあわせれば、そういうものができていくのではないでしょうか。

品質保証部